口と絵の上達
保育園に娘のお迎えに行くと。
部屋から走り出してきて。
満面の笑みで。
「パパ〜抱っこしてえ〜〜」
抱き上げる。
保育園の先生と申し送りする。
保育園の先生、その場を離れる。
娘、耳元で囁く。
「今日は、ママが遅いの?」
「そうだよ」
「あのね、パパに言いたいことがあるの」
「なーに?」
「ほんとはね、パパとネンネしたくないんだ」
「…。」
「でもだいじょうぶ、パパとネンネするときは目をつぶるから」
無理をさせてすまないのう、娘よ。
こんな感じで表現力を上げてきている娘。
ママと口論になっても、なかなか折れない事もしばしば。その対応が面白くて、叱ってたはずなのに、笑ってしまう事も。
「そろそろママの堪忍袋の緒が切れるよ!」と厳しい表情で言っていても。
「そうだよね、ママの『犯人袋の緒』が切れるよね」とわざと言い間違えてみたり。
先日帰宅すると、黙々と描きものをしていた。
のぞいてみると、なんとそこにはパンダやウサギらしき姿が。
ついこの間までは右側のような、グシャッとした線の塊だったのに。
最近読んだこちらの書籍によれば。
大方の子供がほおっておいても絵を描き出すのは、何らかの意味がある行為なので、以下の三点を心に留め、その絵を描く様子を楽しむと良いと。
①たっぷり素材を与えること
いつも絵を描く場所、色んな彩色文具など環境を整えることが良いそうです。
②たっぷりその時間を与えること
親の都合でその集中してる時間を妨げないことが大事だそうです。
③たっぷりほめてあげること
絵の途中で口出しせず、描き終えた作品に対してたっぷり褒め、関心を面白がってあげることが大切だそうです。
なるほど。
絵を描くのが好きな親としては、早く「上手に」描ける事を期待して口出し手出ししてまいそうですが、気をつけよう。