おやじのいくじ。

45歳で子宝に恵まれたおっさんの独り言。

父の日

    男手ひとつで育ててもらった事を恩義に感じたソノラさんが、教会の牧師にお願いして、父親の誕生月である6月に礼拝を行ってもらった事に端を発した「父の日」。
   それから63年後の1972年、米国ではジョンソン大統領によって正式な国の記念日に認定されたそうだ。ソノラさんも感無量であろう。
   ちなみに台湾では8月8日が父の日。発音が「パパ」だかららしい。
    またロシアでは、2月23日が「祖国防衛の日」とされ、軍人・退役軍人に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっているらしい。By wikipedia.
   さて、先日の父の日。娘からサプライズのプレゼントを頂いた。
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   2歳児が、斯様に流麗な文字文章を認められるはずもない訳で、妻の粋な計らいに、うるるときた次第である。因みに中身はコーヒー豆。ティニーのシールは娘が貼ったらしい。
   先般の当ブログでも記したが、最近、イヤイヤ期絶好調で、時々、父はドSな攻撃を被っている。
「公園に行こうか?」
「いやだよう!ママも!一緒に!」
「一緒にお風呂入ろうか?」
「いやだよう、ママがいいのー!」
「一緒に寝る?」
「いやだよう、ママがいいのー!」
   そんな娘が寝静まってからそっと横に並び、念願の添い寝を果たすも、朝目覚めると隣りにいない。隣室の妻の布団でスヤスヤと横になっていた。かなちい。
   なんとか機嫌を取ろうと、アンパンマンファミリーの力を借りて朝食を作るも。
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   何故か大半残したりする。
    しかるに子育ては、中々思い通りにいかぬ事が多い。心穏やかに保たねば。
    いや、ちょっと視点を変えるべきであろう。
    仮に娘が、おもちゃを散らかしたまま、食事を始めたとしよう。そんな時「なんで何度言っても片づけをしないのか?」と考えるより、「今興味があるのは、このおもちゃなのか!それは何故なんだ?」と捉える方が、はるかにストレスフリーだ。
    親の思う通りに行かないからといってイライラするよりも、子供の起こした行動の結果を観察し、推察し、洞察を得る。その上で対処を検討していく。「結果→対策」ではなく、「結果→推察→洞察→対策」だ。物事短絡的に捉えて対処してはならない。
   なかなか深いぞ、娘よ。
   君はもしかしたら、そんな事を僕達に教えるためにそばにいて、沢山の課題をくれているのかもしれないね。僕はすっかり自分の意思で親になったつもりでいたけど、君から「父親」になる訓練を受けているんだな。ありがとう。
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ってか笑いすぎ↑。
   先日、義理の妹夫妻に長男が産まれた。彼らもこれから子育てを通じて、未知の自分に気付いていくのだと思う。肩肘張らずに、子供に教わるつもりで楽しく子育てに臨んで欲しい。